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映画レビュー プラモデル製作

映画「アウトブレイク」 1995年

このBlogで以前、1970年代の映画「カサンドラクロス」を載せたことがった。
未知のウィルスに感染した逃亡犯が列車に乗車し発病、乗客が次々と感染する映画である。
これを知った政府は列車を隔離し廃線となりメンテナンスのされていないカサンドラクロス橋に誘導し列車を谷底に落とし闇に葬る物語である。

そして、1995年代に公開された「アウトブレイク」。
この映画はエボラ熱をモデルとしたウィルスに軍医療班が立ち向かむ映画である。

ストーリーはアフリカから密入された猿から人間にウィルスが感染しアメリカの田舎町がアウトブレイクに陥る。
このウィルスは過去にアフリカの内戦に参加したアメリカ兵が現地で感染し、多数の死亡者を出したことから爆弾を投下し隠蔽を図ったときと同じウィルスであることを軍上層部は突き止める。

しかし、実はアメリカは爆弾を投下する際に病原体を採取し細菌兵器を開発し血清まで作っていたが、公になるのを恐れまたしても爆弾を投下し隠蔽を図ろうとする。


「クレイマー・クレイマー」で有名になったダスティン・ホフマンが町を救おうとする軍医を演じている。

 

この映画のキャッチコピーは「絶滅するのは人類か、ウィルスか」とあるが、以前、教わったことがある。人類滅亡があるとしたら、それは、核戦争でも巨大地震などの天災でもなくウィルスの可能性が高いと・・・。

 

この映画は今の時代への警鐘だったのかもしれない。

 

 

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